看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士、臨床検査技師、診療放射線技師、臨床工学士、義肢装具士、歯科衛生士、歯科技工士などの国家資格を取得し、医療のプロとして活躍したい人にオススメ。
■看護学
看護学とは医師の医療・診療活動の補助や援助、新生児から高齢者までの健康問題への援助と健康の維持・増進について研究・教育する学問である。今日では高齢化社会の影響も受け、老人施設や保健所など活躍の場が広がっている。看護職は患者とその生活全体に配慮するケアの専門職である。国家試験合格後、看護師・保健師、助産師として活躍できる。
■保健・衛生学
保健学は予防医学が主な研究対象で、医学や薬学とは深い関係を持っている。また、食生活という健康維持の基本となる分野についても学ぶ。衛生学というのは、疾病の治療や対策はもちろんのこと、環境汚染・食事と健康・学校保健・母子保健・人口問題なども研究対象となる。社会全体の健康を保つという観点から医学・福祉学・心理学・社会学などの分野とも関連しており、哲学・法学・生理学・化学・物理学なども学ぶ。また理論ばかりではなく、実験・実習などから技術者の育成にも力を入れている。
■鍼灸・柔道整復・リハビリテーション等
柔道整復とは日本古来の医術の一つで、「柔術」を基本とし怪我人を回復させる技術として伝承された。手術をしない独特の手技によって、人間の持つ自然治癒能力を最大限に発揮させる治療術である。鍼灸とは、「はり(鍼)」「きゅう(お灸)」を用いて、身体の表面にある「つぼ」に物理的な刺激を行い、血液の循環改善を行う。
■リハビリテーション
いろいろな障害のある人々に対し、その障害を可能な限り回復治癒させ、残された能力を最大限に高め、身体的・精神的・社会的にできる限り自立した生活が送れるように援助する。医師を中心に看護師、理学療法士、作業療法士、その他大勢のスタッフが互いに協力して行い、患者の肉体的な苦痛を取り去り、患部の回復を図り、早期に社会復帰させる。このために、適切な施術、治療に努力するほか、医師と同様に、患者からの信頼と尊敬を得るような人間性の向上と高度な医学的知識の修得が必要である。
●母子看護学
思春期から周産期(妊娠、分娩、産褥期)および小児の看護について学ぶ。
●看護病態学
主に成人期において健康障害のある人々の看護支援の必要性を理解し、さまざまな病態の症候とメカニズム・診断・治療の概要を学ぶ。
●学校保健学
学校保健の仕事の構造とその根拠を理解し、児童・生徒の健康問題の現状と今後を考える。また、学校保健活動の適切な進め方も学ぶ。
●病理学
病気の原因を探る学問で、先天異常、代謝障害、循環障害、炎症、腫瘍などについて系統的に学ぶ。
●疫学・保健統計学
集団の健康状態を把握したり、影響する要因の関連性を明らかにし、健康科学およびその技術の社会的適用を考える。
●東洋医学概論
東洋医学の歴史的な沿革について講義し、その治療の根本をなす思想、疾病観、病理観などについて学ぶ。
●神経科学理論
神経疾患の診断、治療および予後にわたる基本的アプローチを理解し、地域医療の中で自らの役割を理解できるよう学ぶ。
●人体解剖学
医学、医療の基礎として必要な人体の構造に関する理解を深める講義を実施する。
●柔道整復理論
柔道整復師に必要な柔道整復理論、特に骨折総論の知識を得る。また、実際に臨床現場で骨折治療にあたるための基礎知識を得る。
●リハビリテーション医学
リハビリテーションを必要とする様々な疾患群の病態および障害構造とリハビリテーション処方について学ぶ。
病気を治すだけでなく、社会復帰し通常の生活ができるようになるまで支援する必要があるという考えが医療の世界でも広まり、リハビリテーション技術が注目を浴びるようになりました。また、高齢社会を迎え、寝たきりを防ぐためにも、機能維持や機能回復のための技術の必要性が叫ばれます。これらリハビリテーション医療の専門家が、理学療法士、作業療法士などです。また、医療が高度化する中で、看護師はもちろん、臨床検査技師など、他のさまざまなスペシャリストの活躍も期待されています。